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上がり時計とは何だろう?

  • 執筆者の写真: TAKE
    TAKE
  • 4月20日
  • 読了時間: 2分

新たな時計探しの旅

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自分が腕時計に目覚めたのは小学5年生の時。

その頃はブランドなんてわからず、ただの無邪気な時計好き。

「上がり時計」なんて言葉、いつ知ったんだろう?


安い物から高い物、本当にさまざまな時計を買い、知識を得て、自分が年齢を重ねていく事によって、

やがて雲上と言われる時計のドレスウォッチに辿り着いて、おそらくそれが上がり時計になる・・・

パテックフィリップのカラトラバ、ランゲ&ゾーネのサクソニアあたりでフィニッシュかな?

そんな風にずっと思ってました。

このブロブをご覧の方にも、同じ様なイメージの方、多いんではないでしょうか?


もちろんそれは否定しません。ここから先に記載するのは、ある日突然訪れた筆者の考え方の変化。

ではどういう風に変化したのか?

自分にとっての上がり時計・・・

それは、着用する機会が少ないであろう雲上時計のドレスウォッチではなく、



自分の腕に長い時間寄り添い続けてくれたもの。



ではないのだろうか?と。

歳を重ねていく中で、高級時計と言われる様なものを複数所有できるようになった。

自分にとっての上がり時計と思っていた「ロイヤルオーク」も買った。

でも、最近の時計の高騰もあり、全く着用しなくなった。買ったはいいが上がった感もない。

筆者のXをご存知の方はお気づきだと思いますが、日々着用されるのは呆れる程に「サントス100」ばかり。

どんな場面でも、気がつくと筆者の腕に寄り添っている。

そこでふと思ったんです。



「筆者はこいつで既に上がっているのでないか?」



と。上がり時計とは、雲上時計のドレスウォッチでもなく、手持ちの中で一番高価なモデルでもなく、

いろんな考え方があっていいのだなと思うようになった。

読者の皆様はどんなお考えなんだろう?


筆者は今後も時計を購入する事はあると思う。

でも上がり時計に向かうのではなく、初老の年代になってきた「こいつ」の出番を減らしてくれる

「ライバル」を探してみよう。

そんな風に考えたら、少し別の楽しみが湧いてきた。

さあ、街に出よう!

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