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  • 執筆者の写真TAKE

BVLGARI OCTO

進化し続けるアイコン、ブルガリオクト




先日友人が新しい時計を購入したい相談を受け、

筆者も狙ってるこの時計の話題に。。

そんな訳で本日は、ブルガリオクトのご紹介です!


2012年のワールドプレミアで発表され、瞬く間に超人気モデルへ。

ブルガリということでのオシャレ的な人気があるだけでなく、

ガチガチの機械式時計愛好家からの支持も厚いんですよね。

それもそのはず。発売から現在まで、実に7回もの世界最薄記録を樹立しています。

この地に足の着いた実績こそが、ブルガリブルガリに変わる

次世代のアイコンとなり得た所以なのではないでしょうか。


そのブルガリが時計作りを開始したのは1970年代。

同じジュエラー系のブランドで言うと

カルティエが時計作りを始めたのは1900年代、

ティファニーは腕時計登場以前の時代1874年には

既に自社工場を持っていました。

時計ブランドというくくりで見ても、1970年代というとかなりの後発です。


しかもその時期はクオーツショックの真っ只中。

あえてその時期に時計界に参入すると決めた訳ですから

いかに挑戦的なブランドであるか改めてお分かりいただけるかと思います。


そしてこのブルガリが1975年に発表したのが名作ブルガリブルガリ。

この時計はジェラルド・ジェンタ氏がデザインを担当、

これがかなりの話題性を持っていました。

腕時計デザインのスーパースターが

トップジュエラーの時計のデザインを担当した訳ですからね。

完成したブルガリブルガリは当初、ノベルティーとしてブランドの顧客に配られ、

1977年より商品としての販売がスタート、

見事にブランドを代表する作品のひとつになっていきました。


そして今回ピックアップしたオクトというこのモデル、

ブルガリブルガリが発売されてから35年後の2012年、

スポーツを楽しむセレブ向け、また若年層という

新しいターゲット向けで発表されました。

この頃は2000年代初期からのデカ厚ブームからの流れの

スポーツモデルやスポーツ要素の強いモデルが人気の中、

ブルガリは己を貫く姿勢が強く表し、流行と逆を行く戦略を取りました。

このオクトというモデル見ていただければわかる通り、

流行と逆行するような薄くドレッシーな時計でした。


スポーティーで大きく分厚い時計が流行った時代、

その流れに乗るのであれば、元々あるブルガリブルガリに手を加え

大きくスポーティなものに仕上げ直すことも可能だったのではないでしょうか?

時代が変わろうとも腕時計はシャツやジャケットと合わせてこその物、

そんな強いメッセージを感じ取れますね。


2012年にオクトのリリース後も、2014年のオクトフィニッシモ、

2019年のオクトフィニッシモクロノグラフ、

高級時計のお約束ともいえる薄型化と複雑機構の搭載を

市場の予想を大きく上回る形で実現し、

時計ブランドとしての位置付けをより強固にしました。

その後も、世界最薄のトゥールビヨン世界最薄のミニッツリピーター、

世界最薄の自動巻きクロノグラフGMT、

世界最薄の自動巻きトゥールビヨンクロノグラフ、

世界最薄の自動巻きパーペチュアル カレンダーなど、

薄型化そして複雑機構の技術は雲上ブランドに迫る勢いです。

ブルガリオクト、今後どこまで進化していくのでしょうか?

非常に楽しみですね!


本日はブルガリオクトの魅力について記事にしました!

良かったら、他の記事も覗いてみてくださいね!

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