top of page

OMEGA Speedmaster 3594.50

執筆者の写真: TAKETAKE

“Professional?” 1st replica




今回は、皆さん大好きな?OMEGA スピードマスターの話。

スピードマスターには無数のラインナップがありますが、

中でも有名な存在がムーンウォッチ。

特に3570.50が知られているといえます。


この3594.50は、特別限定品と言う訳ではなかったのですが、

気付けば無くなっていたスピードマスタープロフェッショナルのファーストレプリカ。

いや、厳密には「プロフェッショナル」ではありませんが。。


では、この3594.50はどんなモデルかというと、まさに3570.50の亜種といったところ。

3570.50をベースとして、初代モデル風の見た目にしたモデルです。

左右非対称のノーマルケースにスティールタキメーターベゼルと

アローハンドをセットし、ダイヤルのプロフェッショナルの文字を無くした

復刻モデルとして人気を博しました。


2000年前後、3594.50は3570.50と共に売られていたのですが、

当時は「ファーストレプリカ」としてそれなりに知名度があったと思います。

現在では、復刻モデルは通常モデルよりも価格帯が高いという傾向がありますが、

この3594.50が現行だった時代はそういった風潮がなく、

3570.50とほぼ同じ値段で売られていました。

少し前までは25万円前後で店頭に並んでいた印象がある3594.50ですが、

なぜか今、目立った価格上昇している傾向があるのです。

今までの倍とは言いませんが「ギャラ付」の良個体で40万円前後で推移している様です。


現在では復刻モデルを多くリリースしているOMEGAですが、

このファーストレプリカは今から思えば復刻モデルとしては

かなり手を抜かれたモデルだと思います。

レプリカというよりは「初代の雰囲気を味わう現行モデル」の様な仕上がりでした。


逆にそのある種「オンリーワン」な仕様「未完成な復刻っぷり」が

今、一つの評価になっているのかもしれません。

今となってはセミビンテージに位置する3594.50。

まだ手に入れやすい価格帯の今、あえて狙ってみるのは如何でしょう?

 
 
 

Comments


© 2022 Watch & Noodles

bottom of page