H0968、H0684

30歳のメモリアルで購入した時計がこちら、J12。
これを購入したと同時に、ROLEXを卒業しました ww
こちらも現在は手元にありませんが、
10年間、週3〜4は登場していたお気に入りのモデルでした。
セラミックという特性上、スクラッチフリーで
10年ガシガシ使用したにも関わらず、ほぼ無傷でした。
セラミック独特の光沢感からスーツスタイルは
場面を選んでしまいますが、
ジャケパン〜カジュアルスタイルまで、
様々な場面で活躍してくれた1本です。
2000年に華々しいデビューを飾ったJ12は、
ケースとブレスレットにセラミック素材を採用するという斬新な作りにより、
時計界に革命を与えてきました。
そんなシャネルJ12シリーズですが、
年式によって様々な仕様変更がされているのをご存知でしょうか?
今回は代表的なH0968、H0684のマイナーチェンジについて
紹介していきたいと思います。
①ブレスレットの仕様変更
J12は初期型と後期型とでブレスレットの使用が違います。
初期型のモデルに多いのが、
ブレスレットの内側がホチキスの芯のようなものがあるブレスレットです。
この形状のブレスレットはコマの調整が
非常に面倒ですぐに改良された様です。
現行のモデルはブレスレットの横側からピンを抜いて
コマ調整が可能な仕様になっております。
②バックルの仕様変更
新型のバックルは旧型のバックルに比べ、
若干厚みが薄い作りになっています。
長さも短くなったため、手首周りの細い女性の方が
ブレスレットのコマを多く外したとしても
手首にフィットするように改良されています。
また、旧型はバックルの破損トラブルが多かったのですが、
新型のバックルは改良され、耐久性が増しました。
③針の色の仕様変更
今回のマイナーチェンジで分かりやすく変わったのは「針」の仕様です。
白のJ12である”H0968″は旧型では3針の色が黒色でした。
対して黒のJ12である”H0684″の旧型は、
3針の針が白色であることを特徴とします。
旧型の針は本体のカラーと逆のカラーを採用した
コントラストをウリとするデザインでしたが、
現行のモデルはH0968、H0684共に
3針の針が銀色にマイナーチェンジされコストダウンが図られています。
市場の人気はわかりませんが、筆者は初期型の針の方が好きだったりします。
④文字盤の淵の仕様変更
細かい変更点にはなりますが、
実は新型J12は文字盤のフチにも変更が見受けられます。
旧型では文字盤の端っこに目盛が配されていましたが、
新型ではロレックスでいうルーレットの位置にメモリが変更されました。
この仕様変更により、文字盤の淵がはっきりし高級感が向上しています。
こちらのモデルは40歳のメモリアル購入時に売却したのですが、
今となって買い戻したいなーと思う1本。
発表当初は、賛否両論あったこのモデルですが、
今となってはすっかり市場に定着、
そればかりかセラミックという素材を
市場に広めた一本といっても過言ではないと思います。
このブログをご覧の皆さんの中にも、
このモデル気になってる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
夏が似合うこのモデル。
季節前に改めて購入の検討をしても良いのかもしれませんね。
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