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Cartier

執筆者の写真: TAKETAKE

腕時計としての歴史




特別大好きとか、贔屓にしているとか

一切そういう訳ではありませんが ww

何故か筆者の節目や大切な時に購入候補に登場し、

選択されるブランド、カルティエ。


初めて水商売を経験した時、

先輩に勧められて購入したライター、

母親の還暦祝いに贈った財布、

そして結婚指輪、などなど。。

ホント、要所要所でお世話になってます ww


今回はそんなカルティエの

腕時計ブランドとしての歴史を少しだけ

お伝え出来たらと思います。


時計業界において「世界で初めて◯◯した」

なんて文言は時々見かけますが、

「世界初の男性用腕時計」を作ったのは

カルティエという事実をご存知でしょうか??


1904年ーーー

ブラジルの富豪でありカルティエの顧客であり、

ルイ・カルティエの友人でもあった、

飛行家のアルベルト・サントス=デュモンの依頼によって

カルティエが試作した時計は、

ケースとラグを一体化させた世界初の男性用腕時計と言われています。


それまでにも腕時計っぽいものは存在したそうですが、

ワイヤーラグにストラップを通す構造で、

腕を振ると簡単に外れてしまうという欠陥があったそうです。

アルベルト・サントス=デュモンからルイ・カルティエへの依頼内容は、


「飛行中は懐中時計を取り出す事が出来ない為、

 飛行中でも懐中時計を取り出さなくても、時刻の確認が出来る時計」


だったそうです。

当時の飛行機の操縦は重く、両手操作が基本。

故に懐中時計を胸ポケットから取り出す事はとても難しかったそうです。

その要望に対して、友人のルイ・カルティエは

試作を繰り返しながら1本の腕時計を作り上げました。


その時計は懐中時計を改造したものではなく、正真正銘の腕時計。

丸みを帯びた角と一体化されたラグを持つ、スクエア型のシンプルな時計。


1911年ーーー

ルイ・カルティエは「サントスデュモン」を商品化する事に決めました。

それから1世紀後、サントスはほとんど変わらないまま、

時を越えて愛される時計であり続けています。


当時は気圧の変化で風防が飛ばない様に、

風防とベゼルを繋いだビスは、

現代のスペックになっても残る

「サントスデュモン」ならではデザインとなっています。


今ではシリーズやサイズ展開も増え、男女でペアなども可能です。

ケース素材もステンレスだけではなく、

18Kケースやコンビ(18K×ステンレススティール)、

ベルトも様々なカラーがブティックで選択出来るので

季節によってベルトカラーを変えてみるのも素敵ですね。

筆者所有の「サントス100」もレザーベルトからラバーベルトに付け替えて

よりラグスポの様な雰囲気で使用しています。


本日は「サントス」の始まりをお伝えしましたが、

シリーズ毎に歴史があるカルティエ。


今後も機会があれば記事にさせていただきます。

 
 
 

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