2008 サマーリミテッドエディション W20134X8

今回は初めての筆者のコレクション記事になります。
何を最初に書くか?と迷いましたが、1番の相棒であり着用回数の多い
サントス100 2008 サマーリミテッドエディションを書くことにしました。
グレー文字盤に立体的なアップライトの
ローマンインディックスが使われた特別仕様になり、
最近では市場でもすっかり見かけなくなった、世界2,500本限定モデルです。
写真のモデルはラバーベルト仕様になってますが、
これは当時の仕様ではなく、レザーベルトからの付け替えになってます。
グレー文字盤とSSケースの組み合わせは2008年のこのモデルのみの特徴で、
筆者もその組み合わせに一目惚れし購入したことを覚えています。
サントス100(ワンハンドレッド)の特徴ですが、
エレガントなデザインが多いカルティエの時計の中で、
サントス100は厚みのある大型のケースに
100M防水と高い防水性能を確保しており、
今流行の「ラグスポ」のような作りになっています。
1904年に誕生したサントスの100周年モデルとして
2004年に発表され、期間限定モデルの予定だったが
あまりにも評判が良く、結果的に2017年まで継続販売された
ロングセラーの人気モデルです。
パネライが火付け役となった折からのデカ厚ブームに乗っかる形で、
それまでのサントスシリーズより厚みを増して、
ベゼルやビスも大きく骨太な印象になりました。
前モデルであるサントスガルベの特徴である
湾曲したケースのアールもより強調されています。
大きくて厚いケースが採用されていますが、
手首に沿うようにケースの作りがカーブしているので
着用感の良さが保たれています。
芸能人や海外セレブにも愛用者の多いこのサントス100は、
上記のような理由から廃盤になった今も人気が高く、
中古市場でもなかなか価格が下がらない人気モデルの様ですね。
カルティエの時計のベースカラーは白文字盤なので、
このサントス100も白文字盤のモデルは比較的流通量が多いですが、
それ以外の仕様の文字盤のほとんどが限定品扱いでリリースされていますので、
白文字盤以外のモデルをお探しの方は、
状態のいいものを探して早めにGETしていただくことをお勧めします。
サントス100が2017年に廃盤となった後、
2018年に「サントス ドゥ カルティエ」としてシリーズが復活していますが、
サントス100と比較するとケースは薄型化し、
スクエアなベゼルもサントス ドゥ カルティエではブレスに繋がっていく
特徴的なデザインになっていますので、
好き嫌いが分かれてしまうかもしれませんね。
もしこの記事を読んでいただいた方で
サントス100に興味を持たれた方がいらっしゃいましたら非常に嬉しいです。
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