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腕時計の機能や用語について

執筆者の写真: TAKETAKE

よく分からない言葉や機能ってありますよね?




時計に興味を持ち出して、時計の雑誌を見たり、

専門ショップで説明を受けたりする時に

サラリを専門用語が飛び交い、

「????」


ってなる時ありませんか?

筆者は結構ありました。今でこそ何となくの理解は出来ますが

よく分からない言葉や機能ってありますよね。

今日はそんな用語の一部をお伝え出来ればと思います。

良かったらチェックしてみてください。



■ アニュアルカレンダー

機械式腕時計は通常、日付が31日まで進むと自動的に1日に戻る仕組みなっています。

したがって30日までしかない月には、1日に手動で日付の調整をしなければなりません。

「アニュアルカレンダー」の時計は1年間の日付を自動で修正する機能がありますが、

2月末日だけは判別出来ません。

その為、3月1日の1回だけ手動で日付を変更すればよいのです。 ■ クロノグラフ クロノグラフとはタイムを計測出来るストップウオッチ機能を備えた腕時計の事です。

機能を使用する時は、はじめに専用のスタートボタンを押します。

そして計測を止めたくなったら、ストップボタンを押して秒針の動きを一時停止します。

一時停止を解除するには、もう一度スタートボタンを押します。

計測した時間をリセットする場合は、リセットボタンを押しましょう。

モデルによって計測できる最大時間が異なります。 ■ クロノメーター クロノメーターとは、時計の精度規格を指す言葉です。

この規格はスイス時計製造協会によって与えられるもので、

協会による非常に厳しい認定試験をパスした腕時計だけが、

「クロノメーター認定の腕時計」と名乗ることが許されます。

つまり、クロノメーター認定の腕時計は、

高精度・高品質が保証された腕時計だと言えるのです。 ■ フライバック フライバック機構はストップウォッチ機能が付いた時計の仕組みの一つです。

時計のストップウォッチ機能を使って時間を計測中にリセットボタンを押すと、

瞬時に時計の針がゼロの位置に戻る機能の事を言います。

この為、フライバック機構がない時計と比べると、素早い再計測が可能となり、

連続して計測をする際に便利な機能です。 ■ GMT GMTとは元来Greenwich Mean Time(グリニッジ標準時)の略で、

通常の時刻表示の他に24時間で1周する針と24時間用の表示盤とを設け、

それによって時間帯を表示する機能をいいます。

現在地と同じ時間帯を表示する事も、時差のある第2の国や

地域の時間帯を表示する事も出来、回転ベゼルによって簡易的に

第3の時間帯が表示可能なタイプもあります。

海外との取引や出張が多いビジネスマンに好まれる機能です。 ■ ムーンフェイズ ムーンフェイズとは、月の満ち欠けを表示する機能です。

時計の文字盤に設けられた半円形の小窓の中に、

月齢に従って月の形が表示されるというスタイルが一般的です。

小窓の左側から上弦の月が現れ、中心に近づくにつれて満月の形になり、

右側に移って下弦の月を示し、やがて右側に完全に隠れて新月を表します。

カレンダーの原点ともいわれる機能のひとつで、時計に高級感をもたらします。

■ パーペチュアル パーペチュアルとはカレンダー表示の機能の一種です。 月ごとの日数の違いや閏年による日数の修正を自動的に行うもので、 永久カレンダーとも呼ばれます。手動による修正が必要となるのは 100年に1回でよいとされ、年に1回の修正が必要となる アニュアルカレンダーの上位機能にあたります。 機械式時計の中でも特に複雑な機構が必要とされ、 高級時計のシンボル的な性能のひとつに挙げられます。 ■ パワーリザーブ パワーリザーブとは機械式時計特有の機能です。 機械式時計の場合ぜんまいを巻き上げて使用します。 ぜんまいが巻き上げられ元の状態に戻ろうとする時に 生み出されるエネルギーが時計を動かすエネルギーとなります。 例えばパワーリザーブ48時間と表示されている場合、 ぜんまいを完全に巻き上げた状態で48時間稼働しますという意味です。 ■ レトログラード レトログラードとは、扇状に動作する針が始点から終点に着いた際に 逆行する機能の事です。針が終点に着いた瞬間に素早く逆戻りして始点に戻り、 再び針が終点に向かって進み始めるという動作です。 時や分、日付や曜日の表示などに採用されますが、 秒針にこの機能が使われる事もあり、秒針に採用される場合は 特に素早い逆行の動きが求められます。 時計の装飾性を高める愛好者向きの機能です。 ■ トゥールビヨン 時計にとって、どのような体勢でも安定した精度を維持する事は重要ですが、 それを可能にしたのがトゥールビヨンです。重力の影響を均一化する事によって、 精度を保っています。クォーツの登場により衰退しましたが、 機械式時計のリバイバルブームによって再び注目されました。 そして現在では、各メーカーの技術力をアピールする機能として復活しています。 ■ ワールドタイム 腕時計における「ワールドタイム」とは、時間帯の異なる国の時刻を表示させる機能です。 現在地の時刻を設定すれば、世界各国の主要都市の現在時刻を 速やかに表示させる事が可能となります。主要な24都市に対応する製品が多く、 ほとんどはプッシュボタンで設定出来るので 時計の操作に不慣れなユーザーでも扱いやすい機能です。



如何でしたか?

今回はよく飛び交う比較的メジャーな用語や機能をピックアップしてみました。

ご自身の欲する機能探しの参考にしていただけたら嬉しいです!

 
 
 

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